日々徒然に撮影したデジカメ画像をアップする場

'06.8.14 vol.46 updated


vol.46

旅の甘味

旅の合間のスイーツは、
体ばかりか心まで癒してくれます

…こんなコピーでどうでしょう?

イグレックプリュス+
びわの炭酸ジュレ
(北野)
茶房こもん
フランボワーズ・
カスタードクリーム・ワッフル
(尾道)
きよめ餅総本家
きよめ餅
(熱田)

(2006.8.14)


vol.45

スイーツ!

秀作ありません。
難しいです。
"記念"ということで…

フュッセン
白桃のショートケーキ
(九段下)
ロザージュ
エクラ・デュ・セ
(相模大野)
菓子処ながい
バナナクレープ
(常陸小川)
ソルレヴァンテ
ズッパイングレーゼ
(表参道)
峰屋
酒種あんぱん(つぶあん)
(新宿)

フュッセン―
本店荻窪。
九段下店はワイン&ダイニングが楽しめる。
さっぱりしたのが欲しくて白桃チョイス

ロザージュ―
センチュリーホテル相模大野のパティシェリ。
柵のようなチョコレートの使い方が特長?
見た目どおりのとろ〜り味

ながい―
駅前のお菓子屋さん。
旅のお供に1個\105、
疲れが癒える冷たいバナナ味

ソルレヴァンテ―
立地の割りにリーズナブル、
しかもゆったり広ーいお店。
リキュール効いててオトナなスイート

峰屋―
知る人ぞ知る名店。
そう、
ハンバーガーバンズを各店に卸しているのはココ。
かと言って店頭には置いてないんだなぁ〜コレが!
酒種だけに、ちょいユル甘いあんぱん

(2006.6.25)


vol.44

都内以外もざっくばらん


この日本語の使い方自体
正しいかどうかわかりませんが…

前回に引き続き、特別気負い込まず―の写真群

3月4日 熱海
(静岡県)
3月19日 相模大野
(神奈川県)
3月25日 清里
(山梨県)
4月6日 上総亀山
(千葉県)
5月4日 草加
(埼玉県)
6月2日 日本橋本町
(東京都)

熱海―来宮駅から少し坂を下った辺り

上総亀山―"月毛トンネル"の中

草加―綾瀬川河畔にある札場河岸公園

日本橋本町―ダットサンの似合う通り

(2006.6.3)


vol.43

都内ざっくばらん

ここのところずっとアップを滞り…の第2弾

まあ特別気負い込まず、
ふつーに撮ったふつーの写真群です

1月8日 神宮前(渋谷区) 3月16日 綱坂(港区)
1月29日 御徒町(台東区) 2月11日 多摩センター
(多摩市)
4月2日 国分寺(国分寺市) 4月22日 青山墓地(港区)

青山墓地―はて、誰の墓だったか…
(現在調査中です)

(2006.5.13)


vol.42

続・ハンバーガー以外、マクロ

ここのところずっとアップを滞り…
と言うことはつまり撮り溜めた写真が膨大で、
一体何から上げて良いのやら…と、
まずその思案から先にせねばならない状態が続いていた。
まあここは意を決してしばらく、
とにかく片っ端から手当たり次第に上げてゆくことにした。
そうでもしないとテーマを考えているようでは一向前に進んで行かないのである。

スマトラカレー共栄堂
焼きりんご(神保町)
O山邸にて
ホームパーティー!
(都内)
ペルソナ
ダブルミックスカレー
(ビーフとトマト)
(神保町)
明華園 とりそば
(人形町)
ひさご寿司 中とろ
(久里浜)

(2006.4.24)


vol.41

福生ストラット

 福生の街を歩いた。
随分歩いた。
詳しくは
こちら―。

April Flash BICYCLE PRO SHOP
NAKAMURA
TAYLOR SHOP Un Quinto サイクルセンターKEISHO
DECO DEMODE RAINBOW TRIBE 某店の裏手.. DEMODE DINER Paradise Cafe
滑走路付近 第5ゲート付近

(2006.2.25)


vol.40

どら焼

 デパ地下で文明堂がどら焼の実演販売をやっていた。工場で大量に作るものとばかり思っていたので、一体どうやって手で作るのかと立ち止まって見ていると…ヌァント!!職人は型もシルシも何にも無い、ただの平らな鉄板の上に、溶いた小麦粉をヘラを使って上からツゥ…と垂らし、それはそれは見事な正円を立て続けにいくつも作ってみせたのである。しかも円が徐々に拡がって隣と引っ付き合うようなこともなく、常に同寸に、等間隔に、次々と黒い鉄板の上を埋めてゆく。全部で12かな?16かな?ぷくぅ〜と膨れ上がった頃を見計らい、端の列から2つずつ手にとって、間に餡子を塗って挟めば出来上がりと―これには一発KOを喰らってしまった。コノ目にも鮮やかな仕事ぶり―これぞ職人技!

 てなワケで以下、これまでに撮り溜めた画像の中からどら焼の総集編。これまた掘れば深い世界でしょうから、今回のは初級編くらいに思っていただいて、どうか甘めなジャッジを…

榮太楼 榮太楼のなまどら焼
(塩釜)
白松がモナカ本舗 栗どら焼
(仙台)
井ヶ田製茶 井ヶ田のどら茶ん
(仙台)
菓匠三全 仙台発ふうき虎やき
(仙台)
大黒屋 大黒屋の梅どら
(郡山)
加賀陣屋 生どら
(加賀)
房洋堂 びわどら焼
(館山)
両口屋是清 千なり
(名古屋)
桂月堂 どら焼
(松江)
彩雲堂 花大臣
(松江)
松葉屋 噂の生どら
(奥出雲)
入船菓子舗 どら焼
(東京・曳船)
文明堂新宿店 三笠山
(東京・新宿)
三原堂本店 どら焼
(東京・人形町)
舟和 どら焼
(東京・浅草)

榮太楼―今回上げた中でも明らかに群を抜いた美味しさ。別格!

白松―モナカで有名

菓匠三全―
仙台みやげの代表格萩の月で有名。
しかしとら焼はどら焼として扱ってよいものだろうか?

舟和―芋ようかんであまりに有名

文明堂新宿店―
袋に印刷が写っているのは↑のとおり、
目の前で手品のように焼き上がった出来立てを
そのまま袋に詰めてもらったので、
隣のどら焼のラベルのインクが熱で溶けて写ったものである。

(2005.12.18)


vol.39

高浜

 北佐世保に続き、没にしてしまうには勿体無いので少しだけ―高浜編

 通るたびに気になる駅だった。一度降りて撮ってみようと思っていた。上り列車に乗っていると、コノ駅に差し掛かったとき突如風景が開ける。田んぼの間に立つ鉄塔と鉄塔の間を、送電線が視界のはるか彼方まで延々と結んでいる。その奥に霞む山影。実際に降り立ってみても車窓から見た印象に違わず、実に素晴らしい駅だった。

 夕方がベストだろうと睨んでいた。日没までの数十分、長いホームの端から端まで駆け回って、しかしこの程度の写真しか撮れなかった。本物の高浜駅はもっとずっと素晴らしい。しかしこの格好の撮影スポットに魅せられて、夕日のホームにカメラを持って佇む人の姿は、私以外には居なかった。みんな解ってないねぇ〜!

 本当に高浜駅について取りあげている人は居ないのかと検索するうち…ヘェー意外!宮沢賢治について扱った個人サイトの1ページに行き当たった(『賢治を止めた高浜駅』)。情報・資料系以外で、高浜駅に注目しているのは我がサイトで二例目かも知れない。JR東日本常磐線。茨城県石岡市。

(2005.11.26)


vol.38

バーガー日和に非ず

 「モーレツに忙しい」ともっぱら噂のお仕事を、この日は早目(=残業1.5H程度の意)に切り上げて、さて、もー眠りたい…などと思いながらも、どっかで何か食べて帰りますかと、行く先はとりあえず地下鉄に乗ってから考える―そうそう、横浜に行きたかったのだと、東海道線で横浜、横浜から桜木町、Nobu氏より情報提供のあった、みなと横浜に60年続く洋食屋に。しかしバンズを使ったサンドイッチには巡り会えず。さりとて「ハンバーガー」としてメニューに載せているわけではないので、看板にも偽りナシ。偽りアレば「番外編」として扱うのだが、ハンバーグサンドと称する限り、その表現は適切であり、ダマシでもダマサレでもないのである。

センターグリル [桜木町]
ハンバーグサンド
JOHN JOHN [関内]
手作りハンバーグドッグ

 せっかくの遠征の機会、挽回せんと洋食屋の店内で2店目探し。すると伊勢佐木町にハンバーガーを出す名物店があるとの記事にヒット!花咲町から伊勢佐木町に移動して、目標のバーをすぐに見つけ出し、テイクアウト用の窓に近付いてハンバーガーの存否を尋ねると、ウチはみんなドッグに挟んでるんだと答えが返ってくる。「ないよ」と否定しない辺り、万事心得てるネ。こちらも嘘偽りナシ、ハンバーグドッグいう名は至極適確な表現。そんなワケで「番外編」にも入れてもらえず、行き場を失った2枚の写真―と仲良くしてあげてネ!

(2005.11.19)


vol.37

北佐世保

 没にしてしまうには勿体無いので、少しだけ、北佐世保―

 所謂「島式」のホームが高架橋の上に造られている。両脇は普通に民家の屋根や庭―都内、小田急線や東急線の世田谷・目黒辺ならよくある、別に珍しい立地でも構造でも何でもないのだが、しかし都会モンと大きく違うのは、見ての通り広告看板が無いこと、そして緑豊かな山々。線路を挟んで駅舎「のようなもの」が写っているが、無人で(いや、正確にはネコ一匹)、券売機はもちろん改札も無い。その旧駅舎をくぐると向かいはおもむろに墓地、左手にはコンクリの階段が続く。その中ほどに女子高生が3人、腰を下ろし、時を忘れてお喋りしていた(撮っときゃよかった〜。画になったのに…)。高架の真下のスペースは少し荒廃した感じながらも倉庫か何かとして今でも使われているようだ。

 3枚目の写真の方向に進むと佐世保の市街。ほんのしばらく周囲より高い所を走るが、ほどなく高さは揃い、やがてトンネルをいくつも抜けて中佐世保の駅へと至る。この間の地形の「劇的な」変化は、まるで鉄道模型の中の世界のように地形が凝縮されていて、実に楽しい。6枚目の方向に進めば佐々(さざ)、たびら平戸口。こちらも発車してほどなく短い緑のトンネルが待ち構えている。空と緑の中を軽快に走る単線―以上、松浦鉄道のご紹介。

(2005.11.13)


vol.36

変心

ちょっと感傷に浸った、心和む風景を載せようかと、
はじめそう思っていたのだが、
エケコ様の渋谷の書き込みを読んでいて
気が変わった。

シブヤ...

"渋谷"

―シブヤ?

前にも書いたが、何だかんだ言ってコノ街が嫌いではなかったりするのである。
歩いていると、どこかミョーに落ち着く自分に気付く…

(2005.11.1)


vol.35

簡単に佐世保路

バーガーの旅すがら―

九十九島にちなんで9枚
(で佐世保を説明するのはむずかしい…)

1枚目―その日の夜明け(東急田園都市線長津田駅付近)
2枚目―その日の日の入り
3枚目―パールシーリゾート
4枚目―遊覧船・パールクイーン号
5枚目―船上の人
6枚目―佐世保といえば

7枚目―やっぱり九十九島せんぺい
8枚目―夕暮れの駅
9枚目―佐世保は"風"と"光"

(2005.10.25)


vol.34

今週のごはん

"マクロの帝王"に捧ぐ―
ハンバーガー以外
マクロチャレンジ編!

今週はそれなりにヘルシーごはん(のつもり…)

ての字 大手町店
信長丼
九段 一茶庵
一茶庵せいろ
鳥友(人形町)
塩丼
独楽膳 つきみ野店
太刀魚炙り

信長丼―
うなぎとごはんをよく混ぜ、上から青ねぎをたっぷりかけていただく

一茶庵せいろ―
新そばの季節、つるりとのど越しさわやか

塩丼―
塩で焼いたねぎ間・つくね...の上におろし、
味の決め手は京都祇園の黒唐辛子

太刀魚炙り―
背を炙ってぷりっと締まった"半生"白身を塩とレモンで

(2005.10.14)


vol.33

ゆく雲

樋口一葉の作品↑の題名である

その名にふさわしい画はないが、行き去った季節の記憶として―

9月10日 会津若松市 8月13日 新橋 8月13日 数寄屋橋 8月16日 つきみ野
8月21日 高田馬場 9月7日 水天宮前 9月8日 人形町

(2005.9.30)


vol.32

山の夏、海の夏

―この夏、なお盛んにつき

9月に入ってから巡った、
会津鉄道の旅(9月10日)と湘南七里ヶ浜の彷徨(9月18日)を

会津鉄道の旅
―窓にガラスなし!トロッコ列車で深い緑の中を1時間半。
峡谷の風を受けて開ける缶ビールは最高!!

会津浪漫号より
小野岳を望む
塔のへつり 地元農協車内販売の
おにぎり
湯野上温泉駅にて

塔のへつり
―これだけ"車窓"ではなく乗車する前。
国指定天然記念物。東北一の景勝地

地元農協車内販売のおにぎり
―中身は真っ赤な梅だったが
外はしそ巻き、お米が甘くて美味しかったー!

◆ ◆ ◆

湘南七里ヶ浜の彷徨
―9月も早18日だと言うに外は誘うような夏空と蝉の声。
靴のまま歩いてみたがこの日差し、何よりお肌が心配ですな…

七里ヶ浜 江ノ島と太陽 波打ち際に
名残りを惜しむ
国道134号線際に立つ

七里ヶ浜
―海においては「まだ夏でしょ!」
と言うのはさすがに無理があるのだろうけれど、
されど私の様に往生際の悪い連中がごらんの通り

(2005.9.19)


vol.31

夏の余勢

まだ蝉の鳴き声の高いうちに今夏の収穫を―

巣鴨地蔵通商店街 水戸駅南口 JR有楽町駅中央西口 あけみ橋
(江東区有明三丁目)
シルクセンター
国際貿易観光会館
(横浜市)

JR有楽町駅中央西口―夕立に遭いて駆け込むビックカメラ
シルクセンター―坂倉順三の設計とのこと

(2005.9.3)


vol.30

雑司ヶ谷 その2

 続編は簡単にゆきます―前回かなり言いたいこと言えたので

 鬼子母神を後にして、法明寺へと向かう。『姑獲鳥の夏』では、この寺の東側に目指す病院がある設定になっている。ところが「寺への道は曲がりくねっている上、至るところに林があって、まるで迷路である」「寺を囲む雑木林に行く手を阻まれた」などとあり、とにかくこの辺一体が鬱蒼とした森のようになっていて、なかなか病院まで辿り着けない―という設定になっている。現実の私も、案内地図を見て歩き出したにも関わらず、一度はてんで違う方向に向かってしまった。もし京極氏がこの現代の、民家や商店の合間を滅茶苦茶な方向に縫い結ぶ細道を歩くうち、この森や林の着想を得たのだとしたなら、さすが作家のイマジネーションは違う!と、ただただ脱帽せざるを得ない。私には到底そこまでの想像は浮かばない。

 あとはジェットコースターで―さて法明寺は鬼子母神から意外と近かった。境内脇の真乗寺の建築に目を細め、東京音大のキャンパスの間を抜けて、法明寺の墓地と思われる一画の彼方にサンシャイン60を見る。本当は病院はこの墓地の先だったのかも知れない。が、進路を変えず、そのまま真っ直ぐ進んで都電荒川線の高架を潜り、雑司ヶ谷霊園へと至る。「明治五年に東京に制定された七つの墓地のひとつ」とのことで、永井荷風や幕臣小栗上野介など、有名人も多く眠る広大な墓地である。しかしさすがにこの夏空の下では恨めしい気配など微塵も無く、土と緑の溢れる非人工的かつ健康的な霊園の中を、まずまず晴れ晴れした気分で通り抜ける。途中、十字架の墓石が集まる一画があり、丁度そこに注ぐ西日の迫力に惹かれて、カメラを向ける。帰宅後見返すと、どこに焦点が定まっているのだか判らぬ、不思議な写真が…。しかしこれを「心霊写真」だなどと呼ばわってはいけない―「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」―しかしここまで引用して良いものだろうか。

 霊園を抜けると、すぐ都電の雑司ヶ谷停留場。最初の写真は鬼子母神前停留場を降りてすぐのところに見えた店。強烈な真夏の太陽と青い空のコントラストが今でも眼に焼き付く、雑司ヶ谷の夏。

(2005.8.27)


vol.29

雑司ヶ谷 その1

 去年、中野光座に迷い込んでからちょうど一年―あぁ、もうあれから一年経ったのか。青春はあまりに短く…

 点数が多いので2度に分けてアップすることに。まずは鬼子母神編―
鬼子母神というと入谷の方が有名なようだが、しかし雑司ヶ谷には都電荒川線「鬼子母神前」停留場があるくらいで、こちらだって負けていない。

 停留場を降りてけやき並木を抜けるとすぐ、忽然と、しかしドシリと現われる。「雑感」で触れた京極夏彦の小説によれば、この鬼子母神は日蓮宗最明寺の境内の一部に在るとかで、鬼子母神のみならず、付近一体が広大な寺の敷地だったそうである。今や当時を偲ぶ森や林は殆ど残っていないが、ただ鬼子母神の境内には背の高い木々が何本も聳え立って、地上を極彩色に照らし出す容赦ない夏の日差しから参詣者を守ってくれている。

 お寺と言えばネコが付きもの。一匹も見かけないので売店のお母さんに「ネコは居ないんですか?」と尋ねると、驚くべき答えが返ってきた―境内のアイドル猫"たまちゃん"は昨年の9月8日、忽然と姿を消したという…。付近でもネコが居なくなったという話がちらほらあり、前後して自転車の荷台に段ボール箱を積んだ不審な男を見たという目撃情報があった。噂によると、都内社寺仏閣の境内に住み着く"半野良"のネコ達は1匹3千円から5千円、ときには7千円の高値で動物実験用に売られているというのである―。真正の野良猫は警戒心が強いため、捕まることはまず無いそうなのだが、人によく慣れたお寺のネコは箱に詰められると逆に大人しくなってしまうとかで、狙いやすいと。自転車の男や背中に大きなリュックを背負った大学生2人組らは、抵抗しないお寺の猫を捕まえてはどこか研究施設に転売しているのだと―なんとオゾマシイ話であろう!!もしそのようなアクドイ金儲けが本当であるとしたなら、愛猫家の端くれとして断固許せない。強い憤りを覚え、そしてそんな忌まわしい事件には些かも巻き込まれなかったタマちゃんが、ある日ふらっと何事も無かったような顔して、また戻って来てくれることを強く願いながら、何年か振りのラムネを飲み干した。

 その後、小説に登場する架空の病院の位置を確かめようと、低い石段の端に腰を下ろしてカバンから文庫本を取り出す。ふと目線をすぐ側の地面にやると、参道の敷石の上に木漏れ日が模様をつくっている。この日の日差しはとりわけ強く、平らな石の上にくっきりと鮮明に映し出された木の枝の影と楕円に伸びる光の塊をじっーと見続けていると、辺りが俄かに暗くなり、目の前だけがパーッと真っ白になってゆくような、そしてこの光の楕円が次第次第に大きくなって、目の前にぐんぐんと迫って来るような、そんな強い錯覚をおぼえて、少しだけ身震いした。それくらい鮮烈なこの日の光と影であった。

3枚目―"実相寺風"アングルで
4枚目―ネコの不在でハトの楽園
6枚目―タマちゃん並びに他のネコ達の安全で平和な生活が
再び戻らんことを祈りつつ

その2 も程なく―

(2005.8.21)


vol.28

復活のそら!

―というタイトルで復帰後初のアップを飾ってみる。

デジカメはいわば私の日課のようになっていて、
毎日持ち歩く―
少しでも、おおっ…と思うことがあれば毎度撮り収める―
発見と感動のいわばメモ代わりに日々重宝している。

被写体には様々な分野がある。
ネコ、駅舎、食べ物、建物…
そして今回の「」と言うべきか「」と言うべきか、
前方に、おおっ…と思える雲がたなびいていれば
歩道の真ん中に立ち止まって(もちろん後方確認の上だが)
すかさずデジカメを取り出し、
あとは一切の神経を空に集中して撮り続ける…
たまにそんな日もある。

空なので特にタイトルもないが、
それぞれ

1枚目―7月27日
2枚目―7月31日
3枚目―7月31日
4枚目―5月18日
5枚目―7月15日

の撮影。
2,3枚目がめずらしく連作(と言うか、一枚に絞れなかっただけ)である。

(2005.8.13)


vol.27

夏の始まり

―というタイトルが相応しいかどうか分かりませんが、
今時分の季節は段々段々、
徐々に徐々に、夏に移り変わってゆくようで…

衣替え」というイベントが、
この国の何時代からあったのか知りませんが―あります。
あゝいう「今日からいっせいに半袖!」みたいなのはとことん駄目でしてね…
服装を変えるタイミングぐらい自主的な判断で決めさせて欲しいものです。

さてその「衣替え」からも早ひと月半…

東京工業大学附属
科学技術高等学校
(芝浦三丁目)
天王洲ふれあい橋 柳屋ビルディング
(日本橋二丁目)
西銀座デパート
(有楽町二丁目)

天王洲ふれあい橋―コノ橋の真下、
つまり運河の中央が品川区と港区の境界。
ハンバーガー"隧"道にも書きましたが
都市生活の豊かさを実感できるスポットの一つかと―

(2005.7.17)


vol.26

空梅雨?

―雨ばかりがコノ季節の風情ではありません。
私は充分、季節感(←?)を満喫しております…

やはり5〜6月あたりが
生い茂る草木にがあり、
季節の"移行期"としての希望に満ち満ちていて、
一番良いですかね?

相模大野三丁目
(相模原市)
JR東日本
田浦駅
(横須賀市)
CAFFE@IDEE
(南青山)

田浦駅―別カットを「駅写」にアップします。
が…しばらくお待ちを


vol.25

日本の三大

都市のうち、
残りの2都市に行く機会があり、撮影。
なんとなく人気(ひとけ)の少ない6枚を…

テレビ塔
(名古屋)
道頓堀
(大阪)
神楽坂
(東京)
錦通
(名古屋)
法善寺
(大阪)
表参道
(東京)


vol.24

初夏のムード


表現できてますかね…??

最近メッキリ寒いですが
またまた
裏切りの春

御禁止川(おとめがわ)
(千葉)
レッドロビン 文京区立第三中学校

レッドロビン(和名知らず)…
3月13日夕景の写真と同じ垣根ですが、
だいぶ赤づいてきたようで―
風景もだいぶ賑わって参りました


vol.23

春は黄昏

やはり他にもまだまだたくさんあるんですけど
一向整理がつかず、
今はただ小出しに上げてゆくのみ…

大橋ビル
(代々木一丁目)
六本木五丁目 JR外房線
大原−上総一宮間


vol.22

これまで溜め込んでいたもの

―のごく一部…
他にもまだまだたくさんあるんだけど
続きは近日中―ということで

キャットストリート 横浜駅西口 東京湾アクアライン 神宮前太田ビル


vol.21

"2005年3月25日の行程"

祝!HP開設一周年!!
実験柵(←なんだヨ!この変換はヨ!)
"実験作"として
掲示板にてYoん氏(…ハッ!本人"ヨン様"とでも呼ばれたいのか…!!?)
からご推薦のLUMIX CLUB Photoでつくってみた。

URLはこちら↓

→ "2005年3月25日の行程" ←

アップしたのは下の画像
(注:クリックしても画像は表示されません

※注意事項―
どうも常に一定のサイズでしか表示できないらしく、実際の画像サイズの大小に関係なく、たとえば640×480というサイズなら一貫して640×480の表示になる。つまりこれより大きい画像は縮小され、小さい画像は無理矢理伸ばされるワケ。ならばサイズを全部統一するか…とも思ったんだけど、それだとトリミングという手段は完全に排除されることになり、それはそれでツライ…ということで640×480より小さい画像についてはコメントの末尾に画像サイズを記しておいたので、なんか画像が粗いナ…と思ったら画面上部の[表示サイズ]というボタンを何度か押して小さく表示されるように設定してください。あーあと、各画にコメント付けてますのでスライドショーでない方がイイかも。


vol.20

ハンバーガー以外、マクロ

祝!HP開設一周年!!
なんて企画はまたもオアズケで、
別段秘蔵…でもないカットを
別段工夫するでもなく、タレ流し的に配置―

CANAL CAFE

カフェラテ
ZEST CANTINA

ミルクレープ
ドゥ マゴ

カスクート
クリームチーズ&トマト
コメダ珈琲店

シロノワール

ミルクレープ―ワザと少し突っ込ませてみた。

ZEST CANTINAコメダ珈琲店については
あわせて上記リンクを参照いただきたく。

考えてみれば、今までこのページにアップした画像って
どれも風景ばかりだったなぁ。


vol.19

"雪後"

祝!HP開設一周年!!
なんて企画をずっと考えてたんだけど、
その辺は個人サイトの気まぐれ勝手…ということで
本日2005年3月13日日曜日の夕景を
わりと"そのまんま"ボーンと上げてしまう次第。

"一周年"だけに
いつもより多くアップしておりま〜す!

撮影地:ご近所―
カルフールに向かう途中。
えとぉ〜この水道橋の正式名称は…
なんてやってるとなかなかアップできないので、
今回特にタイトルなし。見ての通りですが
一応ノンストロボ・ノン三脚です。
4枚目は自転車のサドルを、6枚目はフェンスを台に使ったかな。


vol.18

無理矢理集めた"冬"

市ヶ谷フィッシュセンター 家並 鎌倉高校前駅
"駅前"より江ノ島
高速3号渋谷線
三軒茶屋付近

やはり昼間の撮影は圧倒的に少ない
なんだか一年前の方がイイ写真いっぱいあったような気がするなぁ…


vol.17

大江戸夜景

―オイオイまたかよ!―

水天宮 靖国神社 ホテルニューオータニ
タワー

昼間より夜の撮影枚数の方が圧倒的に多い
なんだか最近ヴァンパイアな気分になってきた…
いっそ夜だけ生きようか…

一点、坂の名称がわからなくて
アップできなかった画像があった。
また次回


vol.16

大江戸夜景

さすがに寒い―

明治通り
神宮前六丁目
綾瀬 呉服橋 末広亭 清栄マンション
(渋谷一丁目)


vol.15


vol.14

大江戸夜景
in
X'mas EVE

水天宮前から神谷町まで踏破してしまったよ!

八重洲トンネル 東海道線
山下橋ガード
機械振興会館 汐留

山下橋ガード ―室外機の上から顔出すネコ…!!


vol.13

いいかげん秋を締めねば…

伐採 鉄道 国道16号
つきみ野七丁目付近


vol.12

台風22号と渋谷

この時間帯、
東西線は江戸川を越えられず、小田急線は全線運行中止、
JR各線も徐行運転を繰り返していたのだそうだ。

どうにも不思議でならないことがひとつ―
渋谷には地下があるのだ。
特にこのスクランブル交差点の真下にはしぶちかがあって、
交差点に面した主だった建物には、大概地下から行けるのだ。
なのにどうして彼らは"海"の上を渡ろうとするのか?
"私はイエス"とでも言いたいのか?
不思議だ…


vol.11

初秋とは…

結局こんな季節だったのかと、
あらためて自分の記憶に問い直してみる―

桃浦(茨城)


→ vol.1〜vol.10へ