あまりに忙しい今年の年末。目下年賀状作成中。投函は来年ですな。「ハンバーガー"隧"道」は「ベストバーガーショップ'05」を選定せねばならなかったのだが、これも年明けですな。あまりにも時間がない。
ニュースによれば、1日午前0時過ぎより携帯電話は通信規制がかかるそうで、てコトは我がAir-H"も通信が困難になるワケ…いまのうちにアップしておかねば!ってことで本日2005年12月31日夕刻の一枚。気流なのか飛行機なのか、雲がこんなに…。何一つ成し遂げられなかった一年だった。
(2005.12.31)
この閉店には余りにもびっくりさせられた。国内有数、55年の歴史を誇る六本木の老舗が突然、しかもひっそりと、その歴史に幕を下ろしていたのである。私が通りがかったとき、店内はすでに空っぽで、テナント募集の貼り紙がされていた。ショック…
「ハンバーガー"隧"道」に「閉店」の言葉を追記するのはこれが2店目かな?正直あまり入れたい言葉ではない。1店目は↓でも取り上げた「外食編」期待の一店 "Dexee cafe&dining"。あと、有楽町のココも、この前通りがかったら何となく店を閉めたような雰囲気にとれたのだけど…とコレも何処かに書いたように思う。しかしペーパームーンのホームページには特にそのようなお知らせもなくて、でもいつの間にやらショップのページから CAFE CAFE が消えてしまっているような…どうなってんだろ?とずっと気になってるのですが…。ペーパームーンと言えば今、東京駅でミルクレープの販売に力入れてるんだよネ、余談ながら…
しかし The Hamburger Inn が閉店となると、ソンジョの店のソレとはまるで重みが違うだろう。まさか無くなるとは思ってもみなかった。4月に行ったのが最初で最後になった。これからも何度も胸を借りるつもりでいた。アノ牛皮のコートのような手触りのバンズは本当に芸術的だった。今思えば「原形」を確かに感じさせるハンバーガーのひとつだったように思う。私が The Hamburger Inn の記事の終わりに書いた「行き過ぎたバーガーネジを巻き戻すために」という言葉の意味は、いま"何気にハンバーガーブーム"な浮ついた気分の世の中にあって、私が求めている真のバーガー像とは、実はコノ店のようなものではないかという、何か地にしっかり足の着いた「原点」の趣を感じさせる店―というようなことである。今にして益々なおそう思っている。…って一度ぎりしか入ったことのない私如きが書ける文句では到底無いだろうが、しかし私の中のインスピレーションでは、コノ店はこんな存在である。あらためて日本のハンバーガーの老舗に敬意を表しつつ一言…行っといて良かったー!
(2005.11.29)
"今朝"がいつなのか、ただそれだけが問題だ―
(2005.11.17)
100店目となるハンバーガーショップについに今日臨んだところが、オモテの黒板に「品切れにつき本日は終了…」と。なんと…まぁ仕方ない。このぐらいのことが一度や二度ないと、欲しいものが何でも手に入ってしまうようでは人生まるで盛り上がらない。紆余曲折、山や谷があってこそ真に心からソレを欲するようになるのであり、そしてついにソレを手にした日の喜びが何倍も増すわけである。なのでこれもまた○○の範囲内と…
100店目の店―を定めるまでにも実はちょっとした紆余曲折があって、本来行こうと思っていた店(と言うか「場所」)が、そもそもどうやって行けばよいのかよく分からない―という、そんな根本的問題に因って見合わせざるを得なくなり…そんなことがあったのである。いつか行こうと思っている。きっかけかコネさえあれば―。
100店目、しかしいい加減あとが詰まってきたので、どうにかしないといけない。やはり次から次へと興味を誘う店は尽きない。こういう視点、こういう可能性(←やや大袈裟)からハンバーガーを調べてみたい、とらえてみたい―という思いが少なからず浮かぶので、手当たり次第というやり方を採らないにしても、案外と行きたい店は多いのである(この期に及んで。なお)。来週もう一度同じ店を訪ねる。が、制作進行的には、来週100店目に行って文章を起こすまでの間に、先に101店目以降を進めておくべきだろう。そうすべきかも知れない。そうしますか。
「またのご来店を…」ということで、それなりに驚いたが(やはり○○の範囲"外"!)、コノ100店目となる有名店、実は友人の住むマンションから徒歩1分の距離にあったのにはソレ以上に驚いた。アーバンライフを侮ってはいけない。
(2005.11.13)
更新予告―明日「駅写」にも佐世保路をアップします。理由―あとが詰まってきたため
ホントはちょいちょい小出しにアップしてゆこうか…などと考えていたのですが、駅の写真なんてモンは次から次へと生成可能なものでして、かつ「こんな駅が撮りたい」「コノ駅は映えるだろうなぁ」などと着想(と言ったら大袈裟)もまた、次から次に滾々(コンコン)と湧いてくると―なので後生大事に温存しておく理由も必要もない。むしろ今すぐ載せれば、まだ秋の行楽シーズンのうちですから、写真を見て「こんな素敵な場所なら、ぜひ佐世保に行ってみたい」と思う人が、ひょっとしていないとも限らない。好機の芽を無下にすることもない―
首都圏在住のみなさん!佐世保と東京とでは日没時刻がだいぶ違います。佐世保の方が確か40分くらい日が長いのかな?(本日2005年11月5日(土) 東京の日の入り 16:42、長崎 17:27)なので今行けば東京のひと月前、つまり10月初旬の感覚(正しくは9月30日の東京の日の入りが17:27)で旅の一日が楽しめまーす!(from 私設・佐世保観光コンベンション協会)
いや、ホント写真見たまま、気持ちイ〜イ路線だったんですよー、松浦鉄道。画像編集している間も(BGM―例の『キャリー』)、日ごろの大都会の駅写とはまた違う、晴れやか〜で伸びやか〜な気分に満ちてきて、次第に「コレは独りで占めるには勿体無い…」と思うようになっていったワケです。単線・高架で抜ける市街、意外にも高い山々、すぐ傍にある海。一見すると、信州だかの山なかを走っているような画ですけど、何処となく心持ちが違う。どこが違うのかと聞かれたなら、常に近くに海が在る"気配"が―でしょうかネ。いや実際は海が見える場面なんて佐世保〜たびら平戸口間にはほんの一瞬しか無くて、かつ乗車していてもそういう"実感"―あぁ、海の近くを走ってるんだなぁ―という感覚というのは全くと言ってよいくらい持つことはナイわけなんですが、しかし何だか分からないけれど、どこか開放感が違う…ような気がしました。振り返って考えるに気配とは多分、心無しかの空の明るさ―カナ?きっと日光が地球の表面に当たってバウンスする率が、山地と海上とでは違う…筈です。なので空の色も深さも、広がりも、違って見える"筈"…どうかな?それにしてもホント、路線々々で表情が違うモンなんですねぇーと、あらためての感慨。
ところで『キャリー』、気持ちよーく聴くうちハタと気付いたことがあります。が、ソレについてはまた次回…
あーあともうひとつ!地下鉄乗ってて思ったんだけど、テレ東の『嬢王』ってドラマの写真…ヘっタくそだネェ〜!可憐な乙女たちがコレじゃみんな顔デカ・胴長短足に見えるよ。撮り直しっ!!
(2005.11.5)
いきなり直球な話だが、こんなことを考える機会があったので、文章にしてみることにした。
ホームページを公開するってのは、まぁつまり、ホレ、駅前でギター持って歌ってる連中?アレと同じだね。多分ヤツらは「ただ歌いたいから歌ってる」んだと思うのだよ。それはヤツらの自由。誰に聴かさねばならない義務も役割もなく、なのでギャラもなく、逆にチケット売りさばくノルマを背負う必要もない。聴かされる側の我々だって、たまたま前を通りがかっただけで木戸銭ふんだくられるわけでもないんだから、損も得もなし。偶然聴けても・偶然聴けなくても何困るワケじゃない。だから別に通りすがりがクドクド言う筋合いもないわけなんだが、それにしてもだよ、何だか中途半端なのが多いヤネー!「歌うんならちゃんと歌えや!」とついつい思ってしまうショーモナイのがワンサカ居やがる。でも歌うのは飽くまでヤツらの自由ですから。いやいやそれにしてもだよ、ヤツの発した声が空気を伝ってあなたの鼓膜を否応なく揺らす以上はだよ、物理的にヤツの歌声を聴かないわけにはいかんのだから、ならば少なくともそれに見合う程度の、たとえちょっとしたモンでも責任は生じるんじゃないかね?一見誰も聴いてないように見えたって、否応なく誰の耳にも聴こえてんだからさ。もしソレが「練習だ」と言うんなら何も人に聴かすこたぁない。スタジオでも借りて独りいそしめば良い話さ。じゃあ人通りのある所に立つからには誰かに聴いてもらいたくて歌ってんのかと言やぁ、そうは見えない。別に誰に聴かすでもなく、視線は譜面に釘付け、一体何のために、誰に向けてやってんだか…。逆にヤツには通行人の姿が見えてないような気がするネ。
でも、そういう苦々しい思いを抱くと同時に、路上で演奏してる姿を見かけると「どんな曲やってんだろ?」とか「ひょっとしてすごく上手かったりして…」とか、ちょっとだけ"期待"して、つい無意識に近寄っていってしまったり…なんて、それもまた事実。
たまたま駅前で歌ってた"彼"の歌唱が案外マズくなかったとしよう。で何となくあなたは彼の真ん前に陣取って本気で聴く体勢をとったとする。そしたら何を思ったか彼が、別に誰に聞かすでもなく、ボソボソとMCを始めて「あらためて1曲目はS&Gの○○…」と言ってからソノ"1曲目"を歌いだしたとしよう。コイツもけっこう上手かったとする。終わりが近付くにつれ「2曲目はどんな曲やるんだろ…」とあなたの中の「次」への期待が徐々に高まっていったとする。1曲目が終わる―と、なんと彼は、何を思ってか楽器を置いたままその場を離れ、ついにそのまま20分戻って来なかったとする。ところがあなたは馬鹿正直にもその間、首を長ーくして"2曲目"を待ち続けていたとしよう。やっと彼が戻って来た…と思ったら、今度は地べたに座り込んで買ってきたおにぎりを頬張り始めたとする…とうとうあなたは堪りかねて「あのぉ…さっき『1曲目は…』って言いましたよね?2曲目はまだですか?私、ずっと待ってるんですけど…」と、それでも恐る恐る声をかけたとする。すると彼は「…えっ?言ったけどさぁ、でもいつ歌おうが勝手でしょ?あんたに聴かせるためにやってんじゃないし、あんたから金取ってるわけでもないんだし、自分の好きで歌ってんだから…」と返したとする―そりゃああなただって私だって怒るワナ?彼に期待してずーっと待ってたんだから。たとえそれがこちらの意志(=責任)だとしてもだ。
ホームページを公開するというのは大体そんな感じのことなのだと思う。自分のホームページを持って、そこに何かを公開するというのは別に義務でも責任でもなく、それを商売にしているわけでもないのだから、せねばならないことなど一つもない。「気の向くまま」「自由に」「自分のペースで」思ったこと、感じたこと、見たことを文なり写真なりにすればよいのだ。飽くまで個人の意志、自由!ただ、ホームページの置かれている場、インターネットはつまり"駅前"ですな。世界に向いてる場所なので、アップするということはすなわち、世界に向けての「発表」であり「表現」であり、「発信」なわけですよ。そうやって敢えて人通りの多い場所を選んで表現し、発信するってことはつまり、そうすることによって私だってあなただって誰かに何かを伝えたいのでしょうし、誰かに見て欲しいのでしょうし、誰かに賛同してもらったり褒めてもらったりしたいわけなのでしょうから、そういう気持ちが少しでもあってやっている以上は、決して自分独りだけの世界というわけにはゆかなくなるでしょうね。相手が居て、相手が居ることを"前提"としてやってることなんだから、やはりそれ相応の責任「のようなもの」は、僅かにでもあるでしょう。それが「駅前で歌う」ってことかなと…エッ?書き出しと違ってる?
一応それくらいの責任…と言うか"意識"は持ってやっている。元々人前で演奏するの、好きな人だったわけだし←自分のコトね。いまでも嫌いじゃないネ。
(2005.10.20)
本当に久々に渋谷に行った。ところが本当に不思議なことに、この小汚い、小うるさい、小ざかしい、小生意気な街が妙に懐かしく、そしてひどく心に和んで感じられたのである―ナゼだ?う〜ん、なんだかんだ言って私にとってのホームタウンはやはり渋谷なのか…。この免疫力は渋谷至近の大学に4年間通った特典か。
渋谷が久しぶり―ということは即ち、CDを買うのも本当に久々なのである。年間100枚購入を目標としているこの私がこの2ヶ月余、1枚も買わなかった、買おうとすらしなかった―という、自分でもこれまた本当に不思議な現象が起きていたワケである。まぁ買わなくても事足りるくらい未聴のCDも溜まっていたことは事実だが。
で久々に買ったCDはこんな感じ。
ソロ・モンク/セロニアス・モンク('63) |
ひき潮/フランク・チャックスフィールド・オーケストラ('64) |
『キャリー』オリジナル・サウンドトラック('76) |
パレード/プリンス&ザ・レボリューション('86) |
バックフラッシュ/バッド・イングリッシュ('91) |
年代ばらばら・ジャンル滅茶苦茶、久々に自分らしい買い物!
ソロ・モンク/セロニアス・モンク
…恥ずかしながらモンクのアルバム聴いたの、実は初めて…。でもこんなソロピアノ聴きたかったんだヨー!ラグタイム風に刻んでおきながら、しかしモダンな響きを湛えたモンクのプレイはまさに孤高!しかも音質良好!
ひき潮/フランク・チャックスフィールド・オーケストラ
…イージーリスニングの名盤。都内某スタジオに勤めていた頃、ストリングスサウンドにちょっと魅せられて、以後たまーに蒐集。ホントこの時代の「同録モノ」ってビックリするほど音質がイイんだよネ。
『キャリー』オリジナル・サウンドトラック
…ずっーと欲しかった一枚。ダメ元で棚を探したら…アッター!!映画も大好きな作品の一つ。その入り方、その盛上げ方、その落とし方、そしてその閉め方―どれをとっても惚れ惚れするような見事な展開。クライマックスの惨劇を知っていれば尚のこと、途中でもぉー涙ボロボロモンなのである。なんというアザトサ!しかしこれこそ演出の王道!バーナード・ハーマン"リスペクト"の音楽はピノ・ドナジオ。オープニングから涙モノ!
パレード/プリンス&ザ・レボリューション
…ある音楽評論家か誰かが、全米No.1ヒット「KISS」は天才ベーシスト、ジャコ・パストリアスのベースがよく合うだとか、あるいはジャコのベースを欲している曲だ…とか評していたのが十年来ずっと頭にあって、久々に聴いてみた。このアルバムなかなか売ってないんだよネ。評は多分後者が正解だろう。「KISS」には、まさにジャコのベースラインこそ相応しい。
バックフラッシュ/バッド・イングリッシュ
…本当は1stの方を探していたんだけど、なんかつい勘違いして買ってしまった。元ベイビーズのジョン・ウェイトとジャーニーのニール・ショーン、ジョナサン・ケイン(元ベイビーズでもある)らによって結成されたハードロックグループの2ndアルバム。やっぱりジョンのヴォーカルはいいワー。スティーブ・ペリーも大好きだが、ジョンの声にも惚れまくり。全編泣きまくりの一枚。
(2005.9.22)
ヘェ〜、[ごしゃ]と入れて「誤写」が変換候補に出て来た。使う人居るのかネ?[ごしゃ]と言えば「誤射」であり「五社英雄」なワケですヨ。
さて湘南の海に出かける用があり、小田急線のホームで電車を待っていると、ふと一枚のポスターが目に留まった―「74年間の「ありがとう」を乗せて、メモリアル ラストラン」…300形の写真…本年9月末をもって運転を終了…ムムっ!只事ではない!!最近鉄道づいている私である、これは是非撮り収めねばと、用事もそこそこにこの日の大半は"撮影会"に―。至る所に埋伏する"マニア"たちに混ざり、独りコンパクトタイプのデジカメで対抗、日も傾き始めた頃「走行中の車両の撮影は難しい」ということにようやく気付き、ならばと停車中のところを横からバチリ―見事採集成功!!…と思いきや―。よ〜くポスターを見ると「さよなら304&354号車」と…へっ?300形全車両引退するワケじゃなくて、304と354限定なの?あとは現役続行なワケね?なぁ〜んだ、随分"狭い"ラストランだなぁ…
てなことで私は日がな一日、汗にまみれ、紫外線に肌を晒しながら、必死になって今後も現役を続ける303号車を撮影した次第である。もちろん304と354号車も撮りはしたんだけどネ(しかし出来はイマイチで御座い…)それにしてもたかだか「2編成引退」でコノ騒ぎとは。電鉄だけにコノ乗せ上手!!
劃してこの日一日の副産物を「写真」と「駅写」に上げときましたんで、どーぞ見てやっておくんなさい。
(2005.9.19)
今夏、私はこの現象を二度見た。実際には毎日・毎晩現れているのかも知れないが、我が家の裏手、西北の方向に、曇天の夜になると緑色の光が怪しく茫ーっ…と雲に反射する。アレハ一体ナニ??
(2005.9.17)
手短に―
きっかけはこの夏公開の映画『姑獲鳥の夏』のポスター、真っ白いスーツを着てこちらを指差す阿部寛の姿を見て。いかにも日本的な、湿気のある、カビ臭〜い映画を観てみたいという、いまだかつて抱いたことの無かった妙な欲求に丁度駆られていたときでもあり(イヤ、ソノ…阿部寛の出で立ちは全く以って"日本的"ではないのだが、こんな恰好の登場人物がいる―という辺りがポイント)、しかも監督が"アノ"実相寺昭雄(『故郷は地球』『狙われた街』etc.)であると知って迷わず劇場へ。鑑賞後、その足で京極夏彦の原作を購入。現在読書中…
『姑獲鳥(うぶめ)の夏』―昭和27年夏、東京は雑司ヶ谷に二十箇月もの間身籠り続けている女が居るという奇怪な噂が…というお話なのだが、そんな噂の囁かれる怪しい病院の所在地が「雑司ヶ谷」であるという、まずその設定の妙(センス)に大いにソソられるものがあった。戦後の混乱がまだ収束し切らぬその頃に、普段有り得ないような怪事件がいかにも起きていそうな、いや起きるに相応しい地名であると、私は感じた。さらにはこの2005年の"現在"でもなお、行けば昭和の暑い夏の記憶に出会えるかも知れない―と思った。
雑司ヶ谷。都内で言えば神楽坂であるとか谷中・根津・千駄木であるとか、あるいは北陸金沢であるとか、要はどこか謎めいた雰囲気を持った町なのである―私の中の設定では。しかも多摩川以南に住む者にとって、新宿−銀座ライン"より北"は馴染みが薄いのが普通―学校に通っていたとか勤め先が在るとかいう以外の人なら。たださえ謎ナ地帯なのである。かくしてミステリーゾーン=雑司ヶ谷に行くことを思い立ち、そしてこれが今夏最大のお楽しみとなった次第である…ジリジリと地面を焦がす真夏の白い日差しの中、蝉時雨を頭のてっ辺から浴びて―これぞ日本の夏!
ではでは、探訪の結果は「写真」に。
(2005.8.21)
修理にかかった費用:49,654円。内訳:タッチパッド―磨耗(お客様ご要望)/交換―\2,340、パームレスト―割れ/交換―\7,120、マド(MS)―割れ/交換―\850、キーボードユニット(JP)―不良/交換―\5,100、マザーボード回路部修理技術料/不良―\31,880。おかげでタッチパッドもキーボードも新品の状態に。特にタッチパッドはツルッツルでしたから(Enterキーもネ)、おかげでまた元の使いやすい適度な摩擦に戻り、一応満足はしています(しかしそんなに擦り減るモンかね。とても同じ材質だったとは思えない…)。5月に2万7千円かけてバッテリーの交換もしていますので、このVAIOのノート、あと2年は使う覚悟で臨まねば…
別に買った店でもないのに有楽町のビックカメラに修理持って行ったことを最初は後悔していたのですが―直接ソニーのサービスに持って行った方が早かったんじゃ…と―、しかし修理代49,654円の10%がポイント還元になって4,966ポイントが加算されるという、期待していなかったこと(あるいは忘れていたシステム)が発生したため、こちらも一応満足です。5千円分も貯まれば、けっこうなコトに使えますから。結局このひと月の間この修理代ぐらいしかお金使う機会がなかったという…
(2005.8.14)
さてPC、いまだ修理完了の知らせはありません。来週でしょうかね。しかも―。先月、突然SDカードがデジカメに認識されなくなって小騒ぎしたばかりですが、今度はUSBケーブルで繋いでもPC(デスクトップ)に認識してもらえなくなりまして(つまり撮影した画像をPCに落とせないってこと)、なんだかもぉ〜ひたすらに意欲を削ぐことばかり私の周囲で起きています。いい加減しんどい… (掲示板より転載)
(2005.8.11)
ノートPC、見積もりが伝えられまして、修理完了までにはあと1週間から10日、ただしマザーボード在庫薄につき、場合によってはソレ待ちになるかもと。そこまではまぁ良いとしましょう。修理費用、私が指摘した異常箇所に加え、見積もりで新たに「修理すべき」とされた箇所の直しを合わせると、なんと!4万9千円!う〜ん…想定を上回る値段ですな…。まぁしかしそもそもがこのPC、人から安く譲り受けたものなので、今回の費用を入れても、なお正規の販売価格よりはずっと下回っているワケでして。ここはじっと耐えますか。我慢しますか。
さてご報告―
バーガー"隧"道「外食編」期待の一店 "Dexee cafe&dining" ですが、さる5月22日、ひっそりと閉店した模様です。入り口ガラス扉に紙一枚「突然の閉店にて」とあるので、それこそ当の店側にとっても何か望まないことがあったのかも知れませんね。当"隧"道初の閉店と相成り、残念至極…。ついで言えば同「外食編」の "Royal Host" もすでにメニューにハンバーガーは無いので、似たようなもんですが… (掲示板より転載)
(2005.8.3)
ついに…
このホームページをずっとアップし続けてきたノートPCのスロット部分が壊れてしまったようで、しばらくはダマシダマシつかっていたのですが、とうとう完全にAir-H"を認識しなくなってしまいました!よって昨日修理に…。お盆休みをにらんでそれなりに余裕を持って出したつもりが「1ヶ月以上かかる場合も…」などと要らぬ了承をさせられまして、最悪の場合、それくらいの期間ホームページの更新ができない恐れがあります。悲しい…。まぁやむを得ませんかな。ちょいとココらで一足早めの夏休みということで… (掲示板より転載)
(2005.7.26)
あっさりだった―。どうやらカメラ本体の故障ではないようである。
それが証拠に修理カウンターが用意したSDカード数枚を順に差していったら、すべて読んだ。自分のだけが認識されなかった―つまり異常を発していたのはSDカードの方だったのである。
SDカードにも修理はあるのか―と尋ねると、もし保証期間外の修理なら購入価格とほぼ同額かけての交換になるだろうと。SDカードもだいぶ値下がりしたので、むしろ新たに購入した方が安いくらいであると―確かに。1年前の128MBの値段よりさらに2千円も安い値段で倍の256MBが買えてしまうのだから…。という次第でココはスッパリ見切りをつけて、新SDカードの購入と相成り―。このたびはBUFFALOで。いやーしかし意外な展開だったなぁ…
(2005.7.8)
さて前回「久々に…」などと言っていたら、続いての更新なのである。以下、「ついにデジカメが…!!」というタイトルそのまんまの展開―
常時携帯している。撮影枚数は人の比ではないと思う。ちょっとしたコトですぐ撮り出すので、同行の人に呆れられ、愛想尽かされたこともある。地面に置いて撮る法を覚え、以来ボディに擦り傷が増え続けている。シャッターボタンのバネもずいぶん利きが甘い。とにかくボロボロである。そしてついに…と言うか、不意に起きたアクシデント。電源を入れると液晶に「カードを入れてください」とのメッセージ…。つまり突然SDカードを認識しなくなってしまったのだ。おかし〜なぁ…これだけ手荒く扱っても落下させるような真似は一度もしなかったワケだし…と首をひねっていても埒が明かない、デジカメ無しではバーガーの取材も出来ない、諦めて修理に出すか…ってコトで2週間ばかり撮影と取材はお休みですかね。以上画ナシで。でもまだ買い換えてから1年と2ヶ月しか使ってないんだよ!如何にヘヴィユーズかというコトですな…
(2005.7.5)
6月ももう終わってしまう〜!!何でもよいから書こうと、いま必死になってパソコンに向かっているところ…
一日中雨の日がない。年間で最も長いこの時期の日照時間が、雨によって妨げられないのは良いことだ。いちばん虚しく感じる雨は、クルマに乗っているとき。正確には停車時・停止時に聞く雨音かな。天井をトツトツと打つ音に、車内特有のアノ臭い、そしてそこにラジオでも流れていると、気が滅入りそうになる。あと路面の雨をタイヤに絡ませながらカラカラと走る、2tトラックのエンジン音かな。
そんな次第で虚しさ度合いとしてはやや物足りない、今年の梅雨―なんだか季節の挨拶のようになってきた、この「雑感」である。
(2005.7.2)
今年の4月はどうにも信用できない―そう思った人が私以外にもきっといるに違いない。3月から引き続く寒さ、かと思えばにわかに暖かくなって、歴史的速度で開花の遅れていた桜を一瞬にして散らし、散らし終わるとまたぐずぐずと冴えぬ天気に戻り…。信じられない。安心できない。
昼間だってぱっとせぬ↑こんな田舎道を、遠雷のくぐもって響く中、小雨に濡れながら今夜も自転車を走らせた―棒にも当たりやしない
(2005.4.19)
上の画は先週木曜の雨の渋谷…そう、また雨の渋谷。とにかく雨の日の渋谷は輪をかけて不快な街になる。読んで"地名"の如し、道玄坂・宮益坂、そしてNHKへと至る公園通りと、三方を高い地形に囲まれ、さらには読んで"町名"の如し、宇田川町の由来"宇田川"の川の流れを埋めた跡が井の頭通りであると聞く。とにかく水が集まりやすい地形にできている。かつ水はけの悪いことこの上なし、そんな不快の極み=雨の渋谷を今宵もまたウェンディーズへと向かう…まったく何やってんだろ?一年前とまったく同じ行動、発想。成長なし、発展なし…。このまま一生同じところをグルグル走り回っている気か?
一方でこの一年の間にウェンディーズのメニューは目まぐるしく変わった。商品名の変更はあまりに頻繁過ぎて、その変遷を辿ることすら難しい。少なくとも当時私が美味しいと頬張っていたクラシックシングルチーズは今ではウェンディーズチーズと名を変えているが、つい数ヶ月前はまた違う名前だったような気がする。そして一年前、市場調査に協力した際の私の最高得点=マンダリンチキンは4種類のサラダメニューの中から姿を消した。推賞のウェンディーズの回も、最新情報をもとに再度書き直さねばならぬネ。確実に時は過ぎたことを感じさせる、この事実…それに引きかえ、自分は…あ〜!もーやんなってきた!!しかし商品名は変わっても、バーガーの質・量・値段のバランスの点において、ウェンディーズが高いパフォーマンスを発揮していることに依然変わりはない。ウェンディーズはいい。問題は私だ。この状況の変わらなさには心底苛立ちを覚える。この一年、何か人間として成長を遂げたことがあるか?まったく前に進んでいる気のしない春、4月―
(2005.4.4)
取り急ぎ…いやーHP始めた当初はまさかココまで辿り着けるとは思ってもみなかったですよー(←ウソ付け!)ちなみに母方の実家は以前、大阪はなんば千日前の近く、ずーっと昔の住所で言うと南区河原町というところにあった。
さて―それでもケタが1つ上がる(そしてまた当分上がらない)節目には違いないので、トップページ左下のカウンター「999」「1000」「1001」をゲットされた方、できればか・な・ら・ず掲示板に名乗り出てください(まぁメールでも可としますが)。一周年記念とあわせまして、粗品贈呈などいたしたく〜
写真:TOKYO-BAYららぽーと屋上
(2005.3.23)
ロイホのところで「むしろ奇手を狙って自慢のカレーソースと絡めるとかした方が…」なぁんて書いてたら、我がウェンディーズがチーズカレー・バーガーなる期間限定メニューの発売を始めた。M・Mセット\560(単品\290)。しかも昨日(3/10)から。案外センスあるかも>自分…とか思いながら久々のウェンコのひととき、この新メニューに賭けてみた。
"ハンバーガーとして"美味しいかどうかと言うと、どうなんだろ…正直何とも言えないが、でもビーフパティをバンズで挟んでいるワケだから、ハンバーガーとしての条件は余裕でクリアしている。チリソースの代わりにカレーソースがきたと思えばいい。そのカレーが美味しかった。つくって2日目って感じのモロモロ感?煮込まれた感じが好印象!Yo氏が「すき家は(普段滅多に行かぬのだが、もし入って何か食べなければならないのなら)カレー"が"(メニューの中ではまだしも)おいしい…」と言っていたのを思い出した。具にはマッシュルームも入ってる模様。ポテトよりもサラダが欲しくなったけど。スティックサラダなんかどう?
疲れてたこともあり、どちらか言うと気の無い撮影をしたのだけど、カレーが包みに付着してひどく見た目よろしからず…なので今回、だいぶお化粧させときました。
(2005.3.11)
長きの懸案をようやっと「推賞」に上げることができた!…と思ったら、その矢先のこんな話である。ついに…!!!紹介したパン・ペストリーはじめ、オリーブ、ローストチキンなどの洋惣菜モノ、さらにはチーズの充実ぶり。そして何よりワインの品揃えには圧倒させられるものさえあったのだけど…。
カルフールに買い物に行くと『百貨店大百科』という仏映画のことを時々思い出す。経営不振の老舗デパートの再起をかけて、敏腕社長と店員たちが四苦八苦する―というコメディなんだけど、コレ観る限りフランス流にはなんともまぁ非効率な…という感想しか持ち得ない。実際カルフールの棚卸しの場面に遭遇したことがあるが、ハタ目に見てもずいぶんと効率悪いやり方をしていた―パック牛乳の数え方:4本に1本ごとにパッケージの向きを変え、黄色い紙を貼ってゆく―なんで「4」なんだ…とまずその辺で思想的に合わないものを感じたものだ。いずれにせよめんたいこフランスの推賞が過去のモノとなってしまうのは、なんとも寂しい…
写真:境川―川向こうは東京都町田市、手前が神奈川県大和市。このちょっと先にカルフール南町田店が(今はまだ)ある
(2005.3.10)
11日の吉野家"牛丼〈限定〉復活"前後に、周囲でやはりそういう話題がちらほら上ったので、私は滅多に足を運ばぬクチなのだが、"この際"と思い、意を決して撮り集めてみた。上位3店と街で見かけた話題便乗気味の専門店―ココだけ焼き豚ネ。…んでそれぞれ、ココの味はどうとかこうとか…いうのは面倒クサイという理由から、やめとく。見た目がすべて―と、この場ではしておこう。でもその通りなのヨ。見たまんま味をダイレクトに反映してる―と思うヨ。
(2005.2.18)
←というワケで、とりあえず買ってみた。何を買えばよいのか分らなかったところに、50mlのミニボトルが売っていたのでまさに好都合―多分最もポピュラーであろうマイヤーズの。お試しサイズですな。さてさて効き目のほどやいかに…
(2005.2.16)
って邦題の曲があったっけ。聴いたことないけど…。
休日の都内をそぞろ歩くと、忙しい日常から自らを解き放ち、思い思いの場所で、思い思いのやり方で羽を休める人たちの姿を、それこそ至るところで見かける。…あぁこんなところにも、あんなところにも止まり木はあったか―。一日のうちに、きっとびっくりするくらいたくさんの人数とすれ違っている筈である。しかし縁は異なもの、そのうちひと言でも言葉を交わす人はいったい何人だろう?その気になればひと言も口を利かずに一日過ごすことだって出来るワケである。いや違う、この場合話は逆だ―なぜ皆その気になれば話すことのできる口を持っていながら話をしない?自分のペースと領域を保って過ごすのと、絶えず見知らぬ誰かと言葉を交わし続けるのとでは、どちらが真に快適だろう?視線を交わすのと言葉を交わすのとでは、果たしてどちらが真に重たいのだろう?それにしても至るところに人はいて、みな思い思いに羽を休めているのである。こうしてパソコンに向かっている"今"だって―
(2005.2.6)
明日ではや一月もおしまい。「時が経つのが特別早かった」というような感想も特には持ち合わせないのだが、しかし振り返ってみれば…あぁ〜アレもやってない!コレもやってない!スポーツジムにまだ入会してない!一年の計をいまだに発表&実行してない!課題山積…そんな焦燥感に油を注ぐような出来事に今朝方出くわす。庭先の沈丁花がなんと…!咲きほころぶのはすでに時間の問題―と言わんばかりのつぼみを付けているではないの!!
沈丁花(じんちょうげ)は一年中で一番好きな匂いの花なのである。ちなみに…子供の頃"ペッツ"っていう舶来のラムネが好きで、その匂いに似てるから―というのが好きな理由なんですけど…幼少体験絶対!以来毎年、沈丁花の匂い立つ"春先"は楽しみで楽しみでしょうがない。自転車飛ばしてるときでもふと香りを感じると、後戻りして思いっきり深呼吸などしたりする。冬の緊張が解放へと向かう、その予兆を含む三月の、少しだけ温んだ夜の空気の中で嗅ぐ沈丁花の香り…う〜ん!コレぞ我が三月恒例の年中行事―なので沈丁花が咲くのは"春先"と、私の中では決まりきっているのがそれが…コレ、どうみてもあとひと月は持たんやろ。ヘタするともう2週間もすれば開いてしまいそうな勢い…とにかく"待機中"であることは見れば疑いもない…。まだ一月の終わりじゃないの…なんで!?スッゴイ困るんですけど。沈丁花までが咲き急ぎ、我も先を焦る2005年、平均気温上昇の一月…(寒いは寒いけどネ)
(2005.1.30)
バーガー"隧"道が「雑感」をここまで侵食して良いのか?と思いつつ…。
ある人から「たまにはマクドナルドの味も確かめに行ってみるとイイヨ」と言われたので今日思いつきで久々に食べてみた。詳しくはバーガー"隧"道に書き加えることにするが、とりあえず…
左:マクドナルド チーズバーガー セット\472 (単品\126)
右:ウェンディーズ DXチーズ セット\490 (単品\190)
―さあ、どっち?!
(2005.1.23)
さて2005年の正月も今日が16日―ということは半分が経過したワケで、今日は特にコレという話題もなければ、寒さのせいか、最近あんまりデジカメも撮ってないなぁ…と先週の成果を見返しながらつくづく思った次第なのであるが…。まぁ上の画のような青空に再び戻ることを願いつつ。
現在あきれるくらい力を入れているのは、紛れもなくバーガー"隧"道なのだが、準備期間も合わせればカレコレ半年はやってるワケで。よく続いてるなぁ〜とは思うものの、正式に世間に公表するにはまだまだ基本の店が抜け落ちていたりするので、もう少し時間を要することになるだろう―ということで、まだまだ!
ところでいまやインターネットの威力抜きに取材/情報収集を語ることはできない。当サイトでもバーガー店探しに当たってはいくつかの定番情報入手先がある。今まで特に紹介したことはなかったが、たとえば→http://humberger.exblog.jp/。ただしコチラは作者自ら語っておられるように、最近パッタリと更新の勢いが止まってしまっている…正直言わせてもらうと、初めてこのブログ見たときからなんとなくそんな気はしたんだよねぇ。バーガー"隧"道の最初のレポートの日付を見ると2004.7.13だから、やってる期間としては当サイトの方が2ヶ月ほど長いワケで、そう比べると上のブログは短期間に凄まじい勢いで都内各店を巡り、矢継ぎ早にアップしていったことになる。こちらはその後を追っている形になるワケ。噂によると、目下大人気のフリーペーパー「R25」で高級バーガーの話題が取り上げられたのが去年9月だそうだから、きっと上のブログの作者もその辺を見て基礎情報を得られたのではなかろうか。ちなみに「R25」の件については、私は知らなかった(一度友人からチラと振られはしたんだけどネ。結局読まなかった)。
…とは言え、上のブログの…"he"だか"she"だか分からないが…作者が敷かれたレールを、私はいまだすべて巡り終えてはいないので、そうした意味では貴重な情報源であることに依然変わりはないのである。とにかくまぁ継続は力なりというところかな?あるいは"ウサギとカメ"とも―
もちろん情報元は上のブログだけではない。1軒店名入れて検索かければ、その店に食べに行った人の感想の中に「こっちの店の方が美味しかった…」というような形で別な1軒の名前が出て来たりして、いわば数珠つなぎ的に情報は広がってゆく。今後の問題は、そんな中、いかにほんとうに美味しい店だけを拾ってゆくか―コレに尽きる。
(2005.1.16)
あけましておめでとう!今年もよろしく―ということであっさりと年は変わり、2005年の正月…
元日は昼からホント久々に親戚一同と会し、その後、去年サイズがなくて買えず、ずっと気になってた靴を求め、単身渋谷へ。するとあっさりとあった!速決購入!
一方、友人Yoの発言がきっかけで室内撮影のセットを一新することに―と言っても別に今まで撮影用の機材を使っていたワケではない。そんなモノはウチに一切無い。A3大の厚紙5、6枚(それもミスプリの裏面)を使い、食べ物などの接写撮影の際、底面と四方を囲んでいたのだが、なにせ紙がA3だから被写体の大きさ・高さによってはこれでは全然足りない。そこでもっと大きな紙を使えば―というのが次なる発想。そのときYoから出た意見が模造紙―確かに折り曲げずに使えば、スタジオで言うところのバック紙のような役割を果たすだろう。つまり、大きな1枚の紙が床面と同時に背景となる壁紙の役割をも兼ねるワケである。ただしご家庭では保管に難が…そんな問題も抱えつつ、それでも買いに行った。なるべく折れにくいものを…ということで一番厚い135Kのものを4/6判(シロクバン:788×1091mm)で。1枚74円、安っ。さすがに1枚というのも何なので5枚購入。ある程度折れが目立つようになったら順次換えて使えばよい。模造紙を出動させるまでもない場合(例:パン、ケーキ、和菓子etc...)については、従来どおりA3サイズ程度の厚紙があればそれで十分なのだが、今まで使ってきたモノはいい加減汚れも目立つし、新しく買い直そうと思っていた。そこで紙の売り場を見渡すと目に付いたのが…そうだ!スケッチブックならウチにあるじゃない!ということでこちらは購入不要。汚れてきたら1枚破って使えば良し。
そんな次第で本年買い初めの靴を模造紙を下に敷いて撮影してみた。ウム、これで問題解決!窮屈な構図の接写で誤魔化さずともパリジャンから牛乳パックまで、いろんなモノが撮れそうだ。そんなこんなで我がデジカメライフ、2005年の幕開け―
(2005.1.2)